表紙がキレイな本、ルビ少なめ、青春、日常、おまかせ(10代女性 5,000円)

ご注文者様が中学生の娘さんにヒアリングし、ご注文してくださいました。

【選書リスト 吉富副店長より】

この度はご注文くださいまして、まことにありがとうございます。

以下、ご希望テーマに沿えるよう考慮しながら、中学2年生にぜひ読んで欲しい本を選びました。 黄色が大好きなもので、黄色い装丁の本が入っていますが、 まあ「幸せの黄色いハンカチ」「幸せの黄色いリボン」というくらいですので・・・。

①新本:キャッチャー・イン・ザ・ライ/J・D・サリンジャー/白水社 ¥880+税

②新本:夏への扉/ロバート・A・ハインライン/早川書房 ¥1300+税

⇒この2冊はいわゆるペーパーバック・サイズです。文庫よりひとまわり大きいくらいで、10代の女の子が持つとこれはちょっといい感じだと思います。どちらも10代のうちに読むべき名作中の名作。装丁も見事なものです。

③新本:ふたご/藤崎彩織/文春文庫 ¥690+税

 ⇒SEKAI NO OWARIのピアノの人の第一作。直木賞の候補にもなった青春小説です。淡い黄色とピンクを基調とした装丁も美しい。

④新本:ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集/斉藤倫/福音館  ¥1200

 ⇒まずタイトルが本当に素晴らしく、高野文子によるパキッとした装丁も素晴らしく、カバーを外すとこれがまたちょっと『鬼滅の刃』を彷彿とさせる配色で素晴らしく、中身の素晴らしさは言わずもがなです。

⑤中古:想像ラジオ/いとうせいこう/河出文庫 ¥191

⇒9年前の東日本大震災(私は栃木にいましたが)を機に書かれた大傑作。若いうちに読んでいただきたい1冊でもあります


以上、刺激的な読書体験のお役に少しでも立てればと願っております。

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